平行階層

12月 6, 2019 0 投稿者: admin

厳密な階層制では、各用語は1か所に1度しか現れません。これが生物学的分類における元来の計画です。各種属は1つの枝にきちんと収まることが前提とされています。最上の階層から順を追ってあげてみます。「界」に始まり、「門」、「亜門」、「網」、「目」、「科」、「種」となります。しかし、物事は計画通りには進みません。実際、生物学者は様々な種の正しい配置先について何十年もの間、議論し続けているのです。複数の部類にまたがった性質を示す生物もいるのです。もしあなたが純粋主義者であれば、Webサイトには理想的な、厳密な階層を定めようと考えてもいいでしょう。実用主義者であるなら、ある程度は平行階層を許して、用語のいくつかを複数のカテゴリーにまたがってクロスリストしでもよいでしょう。大規模な情報システムに対処するときには平行階層は避けられません。ドキュメントの数が増大するにつれ、精度を高めるためのpre-coordination(複合用語を使ってあらかじめ調整すること)を高レベルで行う必要が生じます。平行階層を豊富に利用している大規模なサイトの例として、多くの人が一度は訪れたことのある「Wikipedia」があります。このサイト内のほとんどの記事のフッターにはボックスがあり、ボックス内にはその記事の一つ上の階層へつながるリンクが張られています。物体の分類、配置で平行階層を用いると問題が発生します。通常物体は1回に1箇所にしか配置できません。デジタル情報のシステムでは、たった1回の平行階層による試みが、ナビゲーションのコンテキストで表現されています。ほとんどのシステムは階層の中の主題と副題の位置という概念を認めています。